不眠とストレス:コルチゾール|睡眠障害でお悩みの方へ - 不眠症解消.COM
睡眠は一種の本能行動です。その為、不随意的に作動するものです。意識して寝ようと思えば思うほど、眠気が遠のくことは用意にあります。
ちなみに、眠る時間屋目覚める時間は人それぞれの中にプログラムされています。例えば、動物などを見てみると、夜行性などもいます。このように生き物によって、睡眠のプログラムは異なってきます。
また、強い生き物である、ライオンは強い動物でもぐっすりと長く眠れます。ですが、小動物といった弱い動物は短時間しか眠れません。このように動物は危険にさらされた時に、眠りへの要求は大きく減少します。これは人間にも同じ現象が見られます。
ストレスはまさに眠りへの要求を減らすものとして働くようになるのです。ですが、後に述べていきますが、ストレスは眠りへの要求を高めるものとしても働いています。
ストレスは多くの場所に潜んでいます。特にストレスなんて感じていないと言われる方も実際にはストレスがかかっているのです。
光・音・温度・湿度・生活・仕事・人間関係全てストレスの原因となるものです。
でも普通は、ホメオスタシス(生体の恒常性)という、心身を安定した状態に保とうという力によって、あまり気にすることなく生活していくことができます。
しかり、あまりにも強いストレスを長時間受け続けてしまうと、この機能がうまく働かなくなります。そうすると、体や心に変調が現れます。
食欲が低下したり、胃がキリキリ痛くなったりということが現れてしまいます。
睡眠障害もストレスによって現れてしまう体の変調です。
気になる方は→冷え性は不眠症の原因に!
ストレスの原因となる外部からの刺激を「ストレッサー」といいます。ストレッサーを大きく分けると、温度や騒音などの物理的なもの、栄養不足や薬の影響などの化学的なもの、ウイルスや病原菌など生物的なもの、上司とのトラブルなど人間関係のものがあります。
仕事が忙しく残業が続くような場合は、休養する時間へのプレッシャーがきついという精神的な側面、更にはやらなければ上司から咎められるとうい人間関係の側面とがありますね。
対人関係では、他人から言われたたった一言が、立ち上がれないほどの強烈なストレスになってしまったということが少なからずあります。
こうした、精神的なストレスはいつまでも尾を引き、眠りなくても眠れない夜をもたらし不眠へと陥ってしまいます。
強いストレスは免疫力を低下させ、様々な不調を引き起こします。食欲が低下する、不眠障害に陥るなど、体の変調のほか、精神面にも変調を起こします。その代表的なものがうつ病や自律神経失調症です。
うつ病は不安や焦りに陥る精神疾患です。何もする気が起きない状態が多額続きます。不眠もともないます。自律神経失調症は、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、様々な不定愁訴を訴える病気です。
めまい・たちくらみ・耳鳴り・頭痛・吐き気・不安感・情緒不安定・抑うつ気分などが現れます。
ストレスに大きく関係しているのがコルチゾールと呼ばれるストレスホルモンです。このホルモンは脳下垂体と呼ばれる部分から分泌される副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の命令を受けて副腎皮質から分泌される糖質ステロイドホルモンです。分泌される量によっては、血圧や血糖レベルを高め、免疫機能の低下や不妊をもたらす可能性もあります。
このホルモンはストレスに反応してストレスを感じた時に、コルチゾールが分泌されます。そして、分泌されたと同時に血圧を上昇させます。
睡眠障害でお悩みの方へ-不眠症解消.COM 運営者情報 サイトマップ 不眠解消サプリメント一覧
Copyright (C)不眠解消サプリメント比較サイト All Rights Reserved.