冷え性は不眠症の原因に！

不眠症との関連性

詳細は、睡眠のメカニズムで述べますが、良い睡眠を得るためには、体温調整というのは、大変重要な要素です。現に、睡眠時にの体温を調べてみたところ、体温が下がり、目覚めていくにつれて体温は上がって行きます。このように、睡眠時のサイクルには体温のサイクルが関連しています。また、この体温お変動が少ない人は、深い眠りを得ることができないことも分かっています。
また、冬などに経験した事が多いと思います、足先が冷えた状態で、布団に入っても体が温もるまではなかなか寝付けず、時間を要した！という経験をされた事があると思います。
睡眠時は、ある程度体温が保たれていないと寝付けにくいという事も分かっています。
冷え性の方は、体温調整が苦手です。その為、体が温もらず寝つきにくい・あるいは寝ても深い眠りが得られず、寝た気がしないといった症状が起き始めます。
当然このような症状が長期化していけば、不眠症に陥る危険性が高くなっていくわけです。

筋肉量の問題

熱を発生させる元として挙げられるが、筋肉です。筋肉の活動によって熱が生まれます。男性と女性で比較すると、当然女性の方が筋肉量が少ないことは分かると思います。元々の量が少ないこともそうですが、トレーニングをしたとしても、男性に比べて、筋肉が付きにくいという違いもあります。この問題は、男性・女性での冷え性になりやすさに大きな差が生まれる原因です。また、女性の方は体重を気にされる方が多くいます。その為、過度なダイエットをする人も中には出てきます。それによって、筋肉量が更に減少し、熱産生が更に減少し、冷え症状が更に悪化するといった悪循環が生まれてしまうのです。

生理周期

もう一点、男性と大きな違いは生理です。まさに女性特有で、ホルモンバランスが大きく変動する時期でもあります。
この時期は、血流が外に流出してしまいます。当然、熱を持った血流が体外に出るわけですので、その分体温も外に逃げてしまい、結果として冷え症状が出現してしまいます。