睡眠に重要な3つのホルモン|睡眠障害でお悩みの方へ - 不眠症解消.COM
最も、睡眠と関係が深いのがこの「メラトニン」です。別名「睡眠ホルモン」とも呼ばれているものです。海外では不眠症サプリとして「メラトニンサプリ」が販売されている程です。
勿論、日本ではメラトニンサプリは販売禁止となっております。
メラトニンという睡眠ホルモンは、脳の松果体という部位から分泌されます。朝日を浴びて、その光が目から入り、脳内の視交叉上核ちう部位が感知すると、その約14時間後にメラトニンが分泌されることになっています。その2時間後に眠気が起こるという仕組みです。
この仕組みがあるため、色んな睡眠本を読むと必ず、「朝起きたら朝日を浴びること!」と書いてあると思います。
これは、医学的に正しいメカニズムだからです。
また、メラトニンは、夜暗くなると分泌され、朝明るくなると分泌量が抑えられるように、光の影響を受けるものです。やはり、人間の体も、朝日とともに活動し、日没とともに休むようにできているのです。
つまり、夜になっても、あまりに明るい場所にいると、メラトニンの分泌が抑えられてしまうため、眠気が遠のく現象が起きてしまいます。
最近では、テレビの光・携帯の光・白熱灯といった、大変光の強い環境が増えています。
リヴィングで、休憩にテレビを見ていたらついつい遅くなってしまった。いざ眠る時間が来たけど眠気が全く来ない。といった事はよく起こりえます。
寝る時間を決めて、その2時間前位から強い光は控えるようにしましょう!
メラトニン分泌に役立つ情報は→不眠症解消に役立つトリプトファンだけでは?!
昔より「寝る子は育つ」という言葉があります。これは、医学的に正しいことです。それが、この成長ホルモンに隠されています。何となく、字からもわかるように成長に役立つホルモンであることが分かります。
睡眠時というのは、脳・体が休息状態にあります。しかし、完全に全部が休んでいるわけではありません。眠っている間に働いてくれる代表的なホルモンが「成長ホルモン」です。
この成長ホルモンは、脳下垂体という部分から分泌されます。
分泌には特性があり、入眠してすぐの熟睡している間に分泌され、約2時間後にピークになります。特にノンレム睡眠時にたくさん分泌されます。ピークを過ぎてしまうと一気に量が減少するのも特徴的です。
成長ホルモンによって、子供は成長していきますが、大人のも影響しています。細胞の修復や疲労回復をしてもらい、新しい細胞を作り出す活動もしてもらうのです。
ちなみに、成長ホルモンは、睡眠に依存しており、眠らないことには分泌されません。徹夜などした次の日などは、全く成長ホルモンが分泌されておらず、疲労度も強いというわけです。
更に言うと、脂肪の分解・免疫力を高める作用もあります。
しっかりと快眠を得られていないと、肥満や病気につながってしまいます。あまり眠れていない人は必然と太りやすいという傾向になるわけです。
コルチゾールを聞いた事があるという人は、少ないと思います。分泌の働きとしては、成長ホルモンと真逆というイメージを持って頂ければわかりやすいと思います。成長ホルモンは最も深く眠っている状態の時に分泌量が最大になりますが、その時に、コルチゾールは最小となります。逆に起床時間が近づくに連れて、徐々に分泌量が増えていくという特徴があります。
主な働きとしては、体温の上昇や血糖値の上昇など、体内環境を整え、朝起きてからの活動モードの準備をするホルモンです。
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